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2017.01.13

カワサキ ニンジャ250R 30Aヒューズ切れ。

薩摩川内市で車検・整備・新車・中古車の販売をしています新光車輛です。

 今回の修理事例は250㏄のカワサキニンジャ250Rになります。

 今回の症状は自宅車庫にてエンジンが始動しないと連絡を受けお客様宅へ引き取りに行きました。

 バッテリーの寿命かな?と思っていたのですが、実車を点検するとバッテリーには異常がありません。

 症状を確認すると、朝エンジンを始動しようとセルモータースイッチを押した瞬間にバチッと一瞬音がして

 メーターパネルの照明がすべて消灯してしまったとの事でした。

 今度はヒューズを点検していくと30Aのメインヒューズが完全に切れていました。

 会社にバイクを運搬し、もう一度症状を確認しようと思い30Aのヒューズを交換してエンジンを始動しようと

 セルモータースイッチを一瞬だけONするとクランキングは出来ました。

 あれ??ヒューズ切れなかった、、、と思ったその時、燃料タンクの下側付近からモヤモヤと煙が出てきました。

 急いで燃料タンクを外しイグニッションコイルなど色々目視で点検しましたが特に異常は見当たりません

 それではもう一度症状を確認しようとクランキングしてみますが今度は煙が出てきません。

 一人で確認するのは難しそうなので、応援を頼んでタンクの下側を見てもらいながらもう一度症状を再現すると

 燃料タンクの下を通っている配線とフレームの隙間に微妙に火花が飛んでいるのを確認できました。

 これだ!!と思って配線をずらして確認すると絶縁テープと配線が削れ中の銅線がむき出しの状態になって

 ショートしていたのでヒューズが切れてしまったのだと判断しました。

 問題箇所は絶縁処理をし、少し厚めの配線カバーを擦れそうな部分に数か所巻いて修理完了しました。

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