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2017年11月

2017.11.03

スバル サンバーバン 走行中エンジン不調

 

コアラクラブ薩摩川内店の春田です。
 
今回の修理事例は、スバルサンバーバン平成20年式走行距離が12万キロの車輛です。
走行中に突然エンジンが吹け上がらなくなってしまう時があり、よく症状が発生するのは上り坂を走行中に
発生するが、平坦な道でも突然症状が出る時があるそうです。
 
症状が発生する時は、メーターパネルの黄色いランプがチカチカと点滅するとのことでしたので
自社の外部診断機に接続して故障コードを確認してみると P0107 圧力センサー出力回路(LOW)
という故障コードが記憶されていました。
 
オシロスコープを使用して圧力センサーの単体点検も行いましたが特におかしな数値は確認出来ませんでした。
同型の圧力センサーの中古があったので試しに交換してしばらく様子を見てもらおうと一度は納車しましたが
一週間ほどして、お客様からまた症状が発生したとの連絡があったのでお預かりしてもう一度点検しました。
 
どこを調べるか悩みましたが頭の中をリセットして、助手席下側のエンジン冷却水の量を確認しようと思い
シートを持ち上げて確認すると、バッテリーの取り付けステーがグラグラしている事を発見しました。
 
もしかしてと思いわざとバッテリーステーをバッテリー端子に一瞬ショートさせてみると
お客様の言われていた症状が発生しました。
 
登り坂を走行⇒車が傾く⇒バッテリーの取り付けステーがズレてバッテリー端子に触れショート⇒エンジン不調
平坦な道に戻るとバッテリー取り付けステーもバッテリー端子から離れて症状発生せず。
 
というサイクルを繰り返していたみたいです。
 
バッテリー取り付けステーを外し点検して見ると
ショートした金属部分が一部溶けている箇所が確認できました。 
バッテリーステーを増し締めして作業完了です。
薩摩川内市で車検・自動車の修理・個人向けオートリースの事なら
コアラクラブ薩摩川内店の新光車輛まで。

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